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12/13 日本三大芸道のひとつ『香道』香りを“聞く”体験と、旬の魚を使った特別料理

こんにちは(^-^)林陽一郎です。今年の漢字は『災』だそうで、ちょっと悲しいですね。

来年こそは大きな災害が無いことを期待したいです・・・。

12月13日(木)まちあるきの香道体験にご一緒させていただきました。

私はお客様ではないので廊下で待っていようと思ったのですが、

先生が「せっかくなので入ってください」と声をかけてくださったので、

恐縮ですが見学させていただきました。

体験したのは「組香」という、香りを聞き分ける遊びです。

ざっくり申し上げますと “におい当てゲーム” です。

まず5種類の香を聞きます(香にはそれぞれ「木の葉散る」「宿は聞きわく」「方ぞなき」

など歌の句がついています。今回は『後拾遺和歌集』に収められている源頼實の歌を使用して

します)。

最後に「出香」という5種類のうちのいずれかの香を聞きます。

この「出香」が5種類のうちのどの香かを当てるゲームです。

例えば「出香」が3番目の香だなと思ったら記紙に「方ぞなき」、

5番目だなと思ったら記紙に「時雨せぬ夜も」と筆で書きます。

この記紙を先生が回収します。

(ほかにも香の聞き方など、作法がいろいろ決まっているのですが

ここでは割愛させていただきます)

こちらは組香の記録紙になります。先生が筆で書かれています。

一番上に書かれているのが当日の出席者の方のお名前です。

名前の書き方にも決まりがあり、男性は漢字で下の名前(当日はなし)

女性はひらがなで記します。その際、「子」は省きます。

(むかし「子」は高貴な方のみつけるのが許されていたからだそうです)

さらに、濁点がついている際も省きます(例:ひでこ→ひて)。

左側が今日の日付。右肩に小さく書かれいるのは今年の干支、

戊戌(つちのえいぬ)です。

皆様の名前の下に回答が書かれています。

この日の正解は4番目の香「時雨する夜も」でした。

お見事!正解された方は2名、右肩にチェックが入っています。

正解された方にこの記録紙を差し上げているのですが、

複数人いる場合は上座に座っている方が優先となるルールだそうです。

こちらは香の原料となる香木。

グラム単位でン万円するそうです( ゚Д゚)

香道体験の後は、ランチタイムで賑わう人気店「まるけい」さんで美味しいお魚のお食事。

私のつたない進行で時間が押してしまったことをお詫びいたします。

すみませんでした。

 

春香堂さんには大変お世話になり厚く御礼申し上げます。

ご参加者の皆様、私のような未熟な新米をあたたかく迎えていただき

本当にありがとうございました。

またご一緒させていただく機会がありましたら、

ぜひよろしくお願いいたします!