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なごやんツアー名古屋発版

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3/9 大和三名園の一つ「慈光院」で頂く石州料理

こんにちは、林陽一郎です(^-^)

3月9日(土)は奈良県天理市と大和郡山市へ、

大和三名園の一つ「慈光院」で頂く石州料理 バスツアーに

ご一緒させていただきました。

 

この日は好天に恵まれてたこともあり、お出かけの車が多く

東名阪自動車道が渋滞!四日市ジャンクションから鈴鹿インターまで

ノロノロ運転となりました。

17日に新名神高速の新四日市ジャンクション~亀山西ジャンクションが

開通するので、今後はかなり渋滞は減るものと思われます。

東名阪から名阪国道を進み、天理東インターを降りて

まず最初に石上神宮へお参りです。

緑に囲まれた静かな神社です。

高千穂から東上して大和へ向かっていた神武天皇が賊に襲われた際、

不思議な力、起死回生の力によって神武天皇の一行は蘇ったという伝説があります。

その伝説から、こちらではピンチの時効く「御神釼守」を販売しています。

私も一個買わせて頂きました。

慈光院は1603年に大和小泉藩二代目藩主、片桐貞昌(かたぎりさだまさ)が

父、貞隆(さだたか)の菩提を弔うために建立した寺院です。

片桐貞昌は、桑山宗仙(くわやまそうせん)から茶の湯を習い、

やがて片桐石州の名で石州流という流派を築いて開祖となります。

片桐石州は、4代将軍徳川家綱の茶道指南役の大役を勤めた当代随一の茶人です。

「石州料理」の「石州」とは、茶道の「石州流」から取られた物です。

皆様が「石州料理」をお召し上がりの間、私は「石州麺」を頂きました。

油をいっさい使っていないヘルシーなそうめんで、あっさり味で美味しいです。

石州が慈光院で客人をもてなすために振舞った一品で、小麦粉を延ばすのに油を用いず、

片栗粉や葛粉などのデンプンの作用を利用して、麺棒で叩いて平たくしてから延ばしたと言う

アイデア料理。

金閣寺の鳳林和尚はこのそうめんの美味さにすっかり惚れ込み、

石州からそうめんを大量に譲ってもらって京都で知人に振舞ったそうです。

かの有名な秋田の「稲庭うどん」のルーツであるともされています。

お食事の後に、お抹茶を聞きながらご住職のお話を聞きました。

お話が上手で面白くて聞き入ってしまいました。

お話の後、庭園を見学しました。

お寺全体が「癒し」にあふれた素敵な空間です。

お寺や神社では、本堂の写真をむやみに撮るのは一般的にタブーと

されていますが、慈光院さんでは

「いいですよ~!(^^)!どんどん写真撮ってください」と

かなりウェルカムなご対応でしたので、撮らせて頂きました。

中央でパン!と手を叩くとかなりいい音が響きます。

 

帰りも亀山ジャンクションの先が少しだけ渋滞しましたが、

何とか予定より前に名古屋駅に到着できました。

ご参加された皆様、ありがとうございました。