12/19 お客様からのリクエストの多かった名古屋の有名料亭「か茂免」の昼懐石
皆さま、こんにちわ。トラベルコンシェルジュの佐藤です。
今回のツアーはなごやんツアーまち歩きツアー、「お客様からのリクエストの多かった名古屋の有名料亭「か茂免」の昼懐石」に行ってまいりました。
名古屋の白壁地区は、武家屋敷跡が立ち並び、歴史的な景観を今なお残しています。
今回は、その建築群でもとりわけ存在感のある「料亭か茂免」の昼懐石を頂くツアーでした。
まずは、立派な庭園を望む大広間でお茶とお菓子を頂きます。
その後、1,000坪の敷地に広がる延々とつながる渡り廊下を歩き、2階のすずかの間でお食事を頂きました。写真は前菜の一品。右下の「慈姑煎餅」が読めず、仲居さんに尋ね「くわいせんべい」とのこと。
ちなみに、このすずかの間は将棋の藤井聡太氏がこの間で対局を行い、か茂免の名物料理「ぽんきし」と鱧寿司を食べたとされています。
椀物。清まし仕立てズワイ蟹真薯、栗麩、白木耳、つる菜。この日は冷え込み、皆様温かいこの一品にほっとして頂けたご様子でした。
造里が出た後の進肴。鮑と帆立のオランダ焼。オランダ焼とは、江戸時代にオランダ人から伝わった料理とされ、食材を炒めた後に、醤油、みりん、出汁などの調味料で煮て味付けた料理で、甘辛い味付けが特徴だとされています。今回は地元名古屋の方に合う味噌のような味を感じました。
箸休。お椀の中には穴子蒲焼や白身魚の吉野酢和えですが、器の外観に注目しました。桐の紋が入った器です。皇族のお食事を頂くような雰囲気を醸し出してくれます。
温物。真鯛と淀大根の焚き合せ。
蓋の裏側も鯛が描かれたもので、料理長の器のコレクションと仲居さんがおっしゃっていました。
ご参加の皆様、大変満足されて、また来られたいというお声も頂きました。